vol.1 銀座の手土産
こよみから旬なアイコンまで日本文化薫る、 銀座 松崎煎餅の三味胴
日新堂の近くにある名店や街の魅力をお伝えしたい、そんな想いから生まれた『日新堂マガジン』。喜ばれる手土産やコーヒーのおいしいカフェ、そして街の歴史やちょっとしたトリビアまで、日新堂のお客さまが愉しめる街案内をお届けいたします。
第1回目は、日新堂銀座本店からほど近い江戸老舗の「手土産」をご紹介します。
創業当時からつくられている、江戸の焼き菓子
江戸は文化元(1804)年に芝で創業した「銀座 松崎煎餅」。慶応元(1865)年、三代目店主が銀座へと店を移し、以来この地で暖簾を守ってきました。この店を代表する菓子は、小麦粉に砂糖や玉子などを加えた甘い生地を香ばしく焼きあげた瓦煎餅です。硬すぎず甘すぎず、食べるひとを選ばない瓦煎餅は、創業当時からつくられていたそう。焼き上げた瓦煎餅に砂糖蜜で四季折々の風情を描いた「大江戸松崎 三味胴(しゃみどう)」は、手土産にふさわしい江戸の焼き菓子です。雪や花、花火や紅葉、節句や年中行事などの月ごとに変わる定番はもちろん、旬のアーティストやキャラクターなどを描いた限定「三味胴」も人気があるそうです。
月ごとの風情を取り込みつつ、ポップで可愛らしい絵柄が揃う「大江戸松崎 三味胴」。「大江戸松崎 三味胴」1枚/141円(税込)、「大江戸松崎 暦」8枚入り/1,080円(税込)
店に飾られている大正時代につくられた瓦煎餅の焼型や焼印。
こよみ文様から旬ものまで絵柄もさまざま
素朴なイメージを一新、センスのいい瓦煎餅として話題なのが「大江戸松崎 黒格子」。サンフランシスコ発のクラフトショコラブランド、ダンデライオン チョコレートのチョコレートやカカオニブ(カカオ豆)が入った黒格子は、サクサク食感とカカオの濃厚な風味が愉しめます。店舗とおなじくオンラインショップが充実しているので、定番から新定番まで銀座らしい瓦煎餅を、気軽に会えない仕事仲間や友人に、そして自分自身への手土産にどうぞ。
サクッとした食感とカカオの濃厚な味と香りを楽しめる、大人の瓦煎餅。「大江戸松崎 黒格子」/540円(税込)
瓦煎餅、草加煎餅、あられやおかきなど、煎餅菓子が並ぶ銀座本店。店舗写真(左)/©銀座松崎煎餅
掲載情報は2021年1月のものとなります。
■DATA■
住所 東京都中央区銀座5-6-9銀座F・Sビル
電話番号 03-6264-6703
営業時間 11:00~18:00(月~金)11:00~17:00(土)
休日 日曜
営業時間・定休日は緊急事態宣言下(~2021年2月7日まで)の情報です。
状況にあわせて急な変更も。
お出掛けの際はHPやお電話などにてご確認を。
matsuzaki-senbei.com